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今日の治療と食事~オレンジオイルにご注意を!
06年6月2日(金)

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以前何度か精油(アロマオイル)が猫には危険なものも多いので
専門的な知識がない限りは使わない方が良さそうと書いたのだけれど
先日意外なとこにも精油を発見!
気軽にねこごはん♪のフローラさんのところで見て、ハッとさせられたのだ。

それは何かと言うと最近よく見かけるオレンジオイル入りの洗剤!
私も何度か「天然成分」に惹かれ買おうとしていたのだけれど、ちょっと高いなー、とか
今度にしようって思って先送りにしていたから良かったものの・・・怖っ。

なぜ、猫に精油は使えないのでしょうか?精油はテルペン(炭化水素)、あるいは単機能的な合成物からなっています。このテルペンは普通の場合、肝臓でろ過(新陳代謝)されます。この肝臓でろ過するための酵素は猫以外の動物はほとんどが持っている解毒のメカニズムです。しかし、猫にはこの酵素がありません!そのため、毒性が引き起こされるのです。たとえすぐに害が現れなくても、毒性は蓄積されやがて影響が出てきます。猫のシャンプー、コートスプレーなど、精油を含んでいる猫のための製品がたくさんありますので、思いがけず猫が死んでしまうということも起こるのです。特にフェノール類(ペパーミント、タイム、シナモン、クローブ、ユーカリ、ティーツリー、オレガノ・・・)やケトン類(柑橘系、松の油、ラベンダー、シトロネラ、カモミール、ローズマリー、レモン、オレンジ、グレープフルーツ・・・)などは要注意です。また、モノテルペン炭化水素類の「ピネン」と「リモネン」には、最も有害作用を引き起こすことが発見されています。この成分は「シトラス系の精油(レモン、オレンジ、タンジェリン、マンダリン、グレープフルーツ、ライム、ベルガモット・・・)」と「パインの精油」に最も一般的に含まれています。さらに、合成の「ピネン」「リモネン」にも注意が必要です。

以上、参考サイト:猫のアロマセラピー◆猫に精油は有毒です◆より抜粋


このことを知っていながら結びつかなかった(><)
しかも実はこのリモネン、ピネンって「木の香り」としても知られるものらしく
こちらも併せて注意が必要なよう。
参考サイト:ピネンとリモネンの安全性について




治療
■トム■
 皮下輸液 なし
 飲み薬   24:15 血圧を下げる薬(エースワーカー錠)
 ネフガード 0粒
 CoQ10  適宜
 コモンジュニパー
■しおん■
 L-メチオニン 0mg位
 VC 350mg ×1
 ネフガード 0粒
 コモンジュニパー

食事
■トム■
 Hill's サイエンスダイエット・プロ シニア
 メディファス 高齢猫用
 ◎焼まいわしご飯のコラーゲンスープかけ

■しおん■
 Hill's サイエンスダイエット・プロ シニア
 メディファス 高齢猫用
 ◎焼まいわしご飯のコラーゲンスープかけ

■みーちゃん■
 Hill's サイエンスダイエット・プロ シニア
 アボ・キャットライト
 メディファス 高齢猫用
 ◎焼まいわしご飯のコラーゲンスープかけ+鰹節(鰹節ばかり)


ウンチ情報:しおん、トム、ミチロウ

ゲボ情報:しおん(毛が少し。なんだか赤くて気になるが、踏ん張りゲボな気がする。)
      誰かの草ゲボ

pH情報:-

※誤解されるような記述ですが、治療、食事ともにトムの分です。
他のしおんやみーちゃんに投薬等があった場合は、名前も記述します。
by GANBARUNEKO | 2006-06-03 00:33 | 【治療内容/治療費】
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