今日の治療と食事~トムちん、足りない栄養の検査へ
07年2月25日(日)

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今日は4ヶ月ぶりにトムを血液検査に連れて行きました。
ほんとは年末に行くべきだったんだけども
結局今までのびのびにしてしまって。

うちの獣医さんは、トムが元気ならば検査もしなくていいって考え。
なので様子がおかしかったら連れてきてくださいって。
私もその考えには賛成だから、年末も行く必要は無かったんだけど
前々回の検査で低かったカリウムがやっぱり気になっていて。

低かったときに、フィトケアKを飲ませはじめたんだけど
トムは自分から飲んでくれていた。
が、ある日から飲まなくなったので必要ないかなって思ってはいたのだけど
8月の誕生日健診には、まだだいぶ日があるし一度調べておいた方が
いいかなと思って連れて行った。

道中時々震えてはいたものの、後ろに反り返ってキョロキョロあたりを
見回していたから、そんなに恐怖もなかったよう。

到着時に待合室に人がたくさんだった割りに
お迎えだったり、面会だったりが多かったみたいで
すぐにトムの番。

診てくれたのはもちろん主治医。
体重測定、結果は3.15kg
前回より50g少ないけど、ウンチでも変わる量だし問題なし。
触診で腎臓の具合が分かるのかと聞いてみたら
先生はとっても念入りに診てくれた。
でも前回も右の方が良く分からないままだったし
今回も表面は触れるけど、輪郭が分からない、と。
だけど最初に比べてとっても体重が増えたからって
可能性もあるし・・・とちょっとすまなさそうに言う。
私自身、軽い気持ちで聞いてみただけだったし
状態を知ったところですることは変わらないし
限られてると思ってるから、逆に申し訳なかった。

視診、触診、聴診も終わり、いつものかわいい看護士さんに
保定してもらっての採血。いつもながらとってもおとなしくしていてくれた。
看護士さんは、トムちゃんこんにちわ。大きくなったね(体重増えたね)、って。
もうここ最近は維持している体重だけども、骨皮だったころのトムを見ていれば
あっちの方が印象的だろうな、とは思うから、ツッコミは入れず(笑)

トムが最後だったので、主治医と色々とお話をした。
エリスロポエチンの投与時期のこと、ACE阻害剤のこと。
エリスロポエチンの投与時期については、先日おじいちゃんがアンケート調査したことも
話したし、おじいちゃんのブログも教えた。
うっかり記事中に、ここへのリンクがあることを忘れて^^;
(まだしっかり記事として書けていてませんが、おじいちゃんのアンケート集計済です。
詳しくはコチラから。)

おじいちゃんやわたしが疑問に思っているエリスロポエチンの投与時期。
これについては先生が、深く納得できるたとえを言ってくれた。
というのは、エリスロポエチンの投与時期に関わらず
日本人の気質がそういう傾向にあるのではないか?と。

先生が例に出してくれたのは抗生剤。
種類はたくさんあるのに一番効果があるものは「いざという時」のためにと
使わずに温存しといて、効くか効かないか微妙なものから試したがる
場合が多いように思うって。それは獣医さんだけじゃなく、人のお医者さんも。
欧米では抗生剤も一番効果があるものを最初に使うことが多いそうだ。
そういう事を考えると、エリスロポエチンに関しても
最後の最後までとっておく獣医さんが多いってことに納得できた。

それとこれは推測だけども、エリスロポエチン(EPO)は薬価が高いので
小さな開業したばかりの獣医さんやあまり経済状況のよくない獣医さんの場合は
仕入れることにも躊躇するのではないかな、と。
うちの先生も言っていたが、開業したばかりのころは
患蓄数も少ないので、滅多に使わない薬を仕入れるのは躊躇したそう。
出来る限り先輩がやっているところから、小分けしてもらったりして
工夫したそうで。それに薬にも使用期限はあるわけだし
一番困ってしまうのは一回使っただけで、もうこなくなってしまう事だそう。
そりゃそうだよね、丸々無駄になってしまうわけだから。
それを思うと、投与しないところがあったり、丸ごと買って貰えたら投与します
って獣医さんがいるのもうなづけるな、と。

それと投与時期。
これはトムも早めに打ったように(主治医は忘れてたが;;)
結局のところ、あまりに貧血が進んだ状態では効果があがるまでに
どんどん衰弱してしまうから早めの方が良いと思っているようだった。
それは腎性貧血に限らず、他の病気でもそうだと思う。

例をあげると


口内炎で口が痛いから食べられない

効くかも知れない薬を使う

やっぱり効いてないようで食べれてない

食べれないから体力が落ちる

一番効きそうな薬を使う

体力・免疫ともに落ちてるので薬に負ける

元の薬に戻すがやっぱり効きが悪いようで食べない

薬の投与期間が延びる

副作用などが問題になってくる

極端に言ってしまえば、こういう方程式も成り立つわけで。
ならば、早い段階で短期間でサクっと治すって方が合理的だし
猫への負担も少ないのでは?

ただ、見極めが難しいとは思う。
誰しも悪化させるために、様子見するわけじゃないと思うから。
体に負担になる薬や副作用がある薬ならば尚のこと
なるべくなるべく使いたくないから様子見するわけだろうから。
このあたりも、毎日一緒にいて様子を見ているヒトが
しっかり獣医さんに伝え、タイミングを計るべきかな、と思う。

また、薬ではなくサプリ類を使ってみたりするという場合もあると思う。
だけどまず、ほとんどの獣医さんがサプリや健康食品に関して
知識があるわけじゃない。ビタミン、ミネラル類ならあると思うけども
次から次へと出てくるこういう類のものに、ついてなんか行けないのが
当然だと思う。
ましてや、サプリや健康補助食品なんかは維持したり
病気を予防するためのもの。
実際に悪い状態になってしまってから使うのはどうなのだろう?
と思えて仕方ない。
前にもどこかでチラリと書いたけれども、せっかっく現代に生きている
のだから、ある程度良い状態に戻して楽にしてあげてから
今度はその状態をうまく維持してあげると言うのがベストかな。
とわたしは思う。

それと、腎臓病の場合は、権威の先生が言っていたように
「薬物(栄養物も含め)のほとんどは肝臓や腎臓で分解されて腎臓から排泄されるので
できれば腎機能の低下した患者には投与する薬の種類を少なくすべきです。」
と言うのは、当然だと思う。
だって腎保護のために、と言われて投与されているACE阻害剤だって

 ■エナカルド錠(マレイン酸エナラプリル)
 ■フォルテコール錠(塩酸ベナゼプリル)
 ■バソトップ錠(ラミプリル)
 ■エースワーカー錠(塩酸テモカプリル)
 ■アピナック錠(アラセプリル)

この5種類が使われているようだけれども
エースワーカー錠(塩酸テモカプリル)以外のACE阻害剤は
腎排泄性あるいは肝腎排泄性なわけですから。

結局何が言いたいか、分からなくなってしまったけれども
どんな治療法があって、自分チの猫にはどれがあっているかは
わたしたち人間が見極めてあげるしかないわけで。
実際に、わたしは主治医をとっても信頼しているし
だからこそ、エースワーカーを1年飲ませてきました。
が、血圧降下が目的の薬なのに、血圧ほんとに高いのか?
トムが朝元気ないのは、低血圧なのでは?
などなどあり、猫の場合はうまく測定できない可能性が大きいという
血圧を測ってもらったらば、トムの場合は正常に血圧が測れた上に
出た数値も正常値。
なので、今後BUNが上昇するようなことがあったら再開しようと
言うことで投薬を中止したのだ。
で、今。
朝元気がないって事がまったくなくなったしBUNの上昇もない。

主治医も、自分の知識の中で、良かれと思って投薬開始したわけだし
実際、最初のころは血圧も上がっていたのかもしれない。
おかげで安定したのかも知れない。
ただ、朝元気がなくなってしまう、と言う症例を知らなかっただけで。
だから別に主治医を責めようなんて思わない。
逆に朝元気無くって、それが低血圧なのかも?
って思いつつも、薬に疑いを持たずに過ごして来ていたら
そんな自分に腹が立つと思う。

だからこそ猫さんの性格を含めた状態の把握と
どういう方向で治療して行きたいかをはっきりさせておく必要があると思う。
それが曖昧なままだと、いくら獣医さんに説明しても伝わらない可能性が大きいし。
方向性が決まったらその都度主治医に伝え、やれる事をやるだけ。

何度も書いているかも知れないが、自分チの猫さんの状態を把握しているのは
獣医さんじゃなくて一緒に暮らすヒトなのだから。
猫さんがどういう治療を望んでいるのかを知っているのもしかり。
よその猫さんがAと言う治療で維持しているから
自分チの猫にAと言う治療が合うとは限らないのだから
自分なりにグルグルし、猫さんと相談して考えを決め主治医ととことん話し合い
後悔しない治療を続けて欲しい、そう思います。

話は逸れてしまったけれども、トムの検査結果は現状維持。
心配していたカリウムもまだ基準値より低いとはいえ
フィトケアKもほとんど飲ませてないし、栄養計算していない手作り食だったにも
関わらず上がったいたし、大丈夫でしょう、とのこと。
検査結果はのちほどアップします。




治療
◆トム◆
 エビオス錠 ×4(自分で食べてくれます)
 ビオフェルミンS ×1/2錠
◆しおん◆
 エビオス錠 ×0(自分で食べてくれます:工夫が必要!)
 ビオフェルミンS ×2錠
◆ミチロウ◆
 エビオス錠 ×4(自分で食べてくれます)

食事
■トム■
 食通たまの伝説ささみとなまり
 ◎鶏むね挽肉と野菜の煮込み無添加ささみふりかけ
 ◎赤鶏ささみとオートミール入野菜スープ
(野菜:パセリ、空芯菜、舞姫)
■しおん■
 アズミラ クラシックフォーミュラ
 食通たまの伝説ささみとなまり
 ◎鶏むね挽肉と野菜の煮込み無添加ささみふりかけ
 ◎赤鶏ささみとオートミール入野菜スープ
(野菜:パセリ、空芯菜、舞姫)
■ミチロウ■
 アズミラ クラシックフォーミュラ
 食通たまの伝説ささみとなまり
 ◎赤鶏ささみとオートミール入野菜スープ
(野菜:パセリ、空芯菜、舞姫)


ウンチ情報:しおん×2(2回目が少し細いし軟らかだった)、トム、ミチロウ

ゲボ情報:みーちゃん(ひと口ゲボ)、トム(大量毛玉ゲボ)、誰かの草ゲボ2箇所

pH情報:-

呼吸数(15秒):-

その他特記事項:なし

※誤解されるような記述ですが、治療、食事ともにトムの分です。
他のしおんやみーちゃんに投薬等があった場合は、名前も記述します。。
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by Ganbaruneko | 2007-02-25 22:28 | 【治療内容/治療費】 | Comments(6)
Commented by oshare40 at 2007-02-28 13:23 x
造血剤を仕入れていない獣医さんが多いことは、うちの先生にも言われました。うちのショーちゃんは遠方の腫瘍専門医に見てもらっていたので、腎臓用の増血剤は近所の獣医さんにしてもらう必要があったのですが、その際、常備している先生は多くはないし、1匹のためにはとりよせてくれない先生もいますから、覚悟しておいてくださいと腫瘍獣医にいわれました。幸い、近所の担当医は、ショーちゃんのためだけに、とりよせてくれました。でもショーちゃんは、2度打った段階で癲癇発作で逝ってしまったので、先生は大損したと思います。
Commented by kaezzz at 2007-02-28 21:15
病院との付き合いは、どうしても神頼み的に治してくれと
考えてしまいがちですが、実際は神にはほど遠いわけで
飼い主がそう言う事も分かった上で、知識や技術や相性を
判断しながら見極めるしか無いんですね〜難しい...。
動物達の医療の現場状況が分からない飼い主が、それをするのは
本当に難しいな〜と思います。でも、それが必要になったら
やっぱり必死に病院廻って自分なりの知識を身につけなければ
いけませんよね。ここに来ると、本当に考えさせられる事が
一杯です!トムちゃんのお目目がまん丸で、何をみつめているんでしょう?可愛い瞳ですね〜。
Commented by Ganbaruneko at 2007-03-01 12:37
☆oshareさん、そうなんですか、実際に仕入れていない獣医さんっているんですね。
ショーちゃんの獣医さんは、ショーちゃんのためだけに仕入れてくれたんですね。
そんな獣医さんだから、大損したなんて絶対思ってやしないって思います。
そんな風に思う先生ならば、最初から丸ごと買ってもらいたいとか、仕入れないとか
ってことだと思うから。ショーちゃん、みんなに愛されてたんですね♪
Commented by Ganbaruneko at 2007-03-01 12:47
☆kaezzzさん、うんうん、そうですね。獣医さんだって所詮私たちと同じ人間ですからね。
人の医療でもやっぱり任せっぱなしではなく、自分自身も知識を深めなければ
ならない状態になってきていますよね。動物の場合は動物自身が望んで
治療をしているか?と言えばそうでは無いわけだから、余計に間違った治療や、余計な治療を避けるためにも私たちがしっかりと勉強して
行かなければならないのではないか、と思っています。
ましてや人の言葉を話せないわけですから。

この写真は病院の待合室のなんです~
ちょっとドキドキの顔かな?
Commented by nyanmyupurin at 2007-03-02 19:28
書き込みしたかったのだけど、年度末でバタバタで読み逃げばかりでした〜。
>種類はたくさんあるのに一番効果があるものは「いざという時」のためにと使わずに温存しといて、効くか効かないか微妙なものから試したがる場合が多い
↑これ、すごくよく分かる。
私も自分自身が日本人気質の↑この傾向な人だから(^_^;)。
全てにおいてそうだったりするんですよね。例えば洋服なんかも、一番気入っているものは、なかなか着られなくてタンスにしまい込んで「いざって言うときのために。」とか訳の分からないことを自分に言って聞かせてるの(笑)。そのうちブームも去って着られなくなったり。ご馳走もあとから食べるタイプだったり。
ちょっと例えが離れちゃったけど、本命を大事に仕舞ってしまうことって、やりがちだわーって苦笑いです(´ー`)。

トムちゃん、現状維持でヨカッタ。手作りご飯は、既製のごはんより確実に素材が新鮮だし、何よりGanabarunekoさんの愛情入りだから、多少計算出来ていないとしても一番いいご飯だと思います。
Commented by Ganbaruneko at 2007-03-06 22:01
☆NMPさん、あはは~そうなんですよね。
私も何年か前までは好きなものはあとで食べるタイプでした。
でもお腹いっぱいになってから食べるより、空いてる間に食べた方が
おいしいって気づいてからは先に食べるようになりました^^;
日本人って誰かの歌じゃないけど、2番目に好きな人と結婚しろとか
なんだかネガティブですよね(^_^;)

腎臓病では、食べ物で劇的に数値が上がってしまう子も少なくないから
毎度ドキドキだし、手作り食はBUNは高く出るのでなお更なんですが
ほんと良かったです。
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