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乳酸菌生成エキスが腎不全に有効らしい♪(追記あり)
時折やってくるトムの軟便。
前に一度検査してもらったときも
特に悪いものではなく
腸内細菌のバランスの崩れだと言うことから
プロバイオティクスや酵素の類をはじめ
色々試行錯誤していたのだけれど
漢方先生オリジナルのクリーンハーブが
効果を見せていました。
でも、これ高くて続かないから
ピンポイントでしか使えなくて。
それに難病ならまだしも軟便なので
もう少し日常的に良いものはないかな?と。

そんなとき知ったのが乳酸菌生成エキス。
乳酸菌などは胃酸で死滅してしまい
腸まで届きにくい。
特に人間より胃酸の強い猫の場合は
人間用のプロバイオティクスの類も
クリーンハーブのような手応えはなく。
猫専用のものもあるのだけれど
どうしても品質が信用できず
使ったことがありませんでした。

で、この乳酸菌生成エキスと言うのは
乳酸菌が腸にいるときに作られるエキスそのものなので
胃酸にやられて死滅ってことがなく腸へ届きます。

ひとまずサンプルを2種取り寄せ使っていたのだけど
なんだかいい感じだった。
そしたら先日のセミナーでもらった冊子の中に

腎不全による尿毒物質の軽減が認められている

と書いてありました♪

実はこのセミナーの協賛のひとつが
この乳酸菌生成エキスの会社だったので
冊子の中に記事があったのだと思うけれど
棚ぼた?あれ、違うか?
ともかく腸をきれいにしたいと思ってただけなのに
抱き合わせで腎不全にも良いなんて凄く嬉しいこと。
って言うか、やっぱり腸をきれいにするって
大事なんだよねー♪♪

以下は冊子からのものではなく、コチラからの抜粋ですがコピペ。

乳酸菌生成エキスが血液中の尿毒素を下げることが確認された
平成18年6月15日・
第49回日本腎臓学会学術総会
   東京女子医科大学付属青山自然医療研究所・川島朗助教授発表
これは、東京女子医科大学腎臓病総合医療センター(川島朗助教授)での臨床試験に
よるものです。
インドキシル硫酸の数値が下がるということは、血液に入って腎臓を痛める腸内の
インドール系の悪臭物質が減少するということです。

この研究は、2,006年6月14日から京王プラザ(東京・新宿)にて開催された
第49回日本腎臓学会学術総会にて発表されました。

【発表タイトル 】
  維持透析患者に対するプロバイオティクスの血中インドキシル硫酸に及ぼす影響

【方 法】
  維持透析患者5名(男性3人、女性2人、平均年齢58歳、平均透析歴17年)に、
1日1回『乳酸菌生成エキス』を投与し、6ヶ月後と1年後の血中インドキシル硫酸を測定。

【考 察】
  インドキシル硫酸は、尿毒素の一つですが、無尿の透析患者の血中濃度の変化を
測定することで、腸管におけるインドキシル硫酸の産生状況が予想できます。
本結果から、プロバイオティクス(乳酸菌生成エキス)は、腸管における尿毒素の
産生を低下させ、保存期腎不全のコントロールに有用な可能性が示唆されました。

川島 朗先生プロフィール
  北海道大学医学部卒業、東京女子医科大学大学院修了、ハーバード大学医学部、
マサチューセッツ総合病院留学。
東京女子医大腎躁病総合医療センターなどを経て、東京女子医大付属青山自然医療
研究所・自然医療部門助教授(同研究所 所長)に。
近代西洋医学と代替・相補・伝統医療を統合した医療を目指している。


私がサンプルもらった販売店によると
どうやらヒト用のほうが濃いみたい。
でも最初はお手軽なペット用からはじめるのが良いのかも。
どちらも透明で香りは気にならず。(←も一度確認します)
酸味があるのですが、ペット用の方が少なかった気がします。
ウチはごはんに混ぜて食べさせてますが、みーちゃんでも平気です。
匂いの強い猫缶なら、なお良いかも。

ちなみに。
セミナーの合間に、この乳酸菌生成エキスの説明もあったのだけれど
そのときに、効果の1例として上記の川島先生の試験結果が
発表されたのですが、尿素窒素(BUN)も下がるそうなんですよ^^
これは単に数値が下がったと言うことではなく
腎機能を低下させるスピードを遅らせてくれると言うことらしいです。

私がサンプルもらったところ(コチラをclick)では
5月末までなら、増量キャンペーン中らしいです♪


この乳酸菌エキスについて、色々と詳しい事を知りたい方は
製造・販売元のB&Sコーポレーションへどうぞ。




コスモスに含まれる塩分について
人間用ラクティスと、ペット用コスモスの違いについて
また、ペット用への天然塩(愛塩喜塩)の添加について問い合わせしました。

  ■ラクティスの主成分の濃度が100%に対して、コスモスの濃度は80%
  ■ペットは、酸味を嫌がるので、酸味を和らげいる
  ■コスモスには、風味の調整として沖縄の天然塩を使用
   ただ単に、酸味があるだけですと、ペットが嫌がる場合が多いため
   (天然塩の含有量は100g中3.15g)

以上を考えると、特に腎不全猫さんの場合はペット用ではなく
人間用のラクティスの分量を調整して投与した方が良いのでは?と思えます。
ですが私個人の考えでは、一般に精製された食塩で無い限りは
天然塩に含まれるミネラルは必要なものだと思います。
実際にナチュラルフードと呼ばれるものには
岩塩などの天然塩が含まれている場合がありますし
猫にとってもミネラルは必要不可欠なものですから。
(アイ○スなどは食塩添加ですから、違いがわかるかと思います)

とは言え、何でもそうですが過剰には必要ないわけです。
手作りごはんだと、コスモスを使っても塩分調整が可能なのですが
キャットフードの場合はすでに塩分が含まれているはずなので
なおさらラクティスの方がよさそうな気もします。(2008/06/24追記)

いつの頃からコスモスはコスモスラクトと商品名が変わった模様(2009/07/10追記)


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by Ganbaruneko | 2008-05-25 22:20 |  └智通
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