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カテゴリ:【からだ】( 1 )
肝臓について(1) 【肝臓のはたらき】
この前の検査でトムの肝数値が上昇していたし
みーちゃんも6年前の避妊手術の際に肝臓が標準より少し小さく思えるし
数値も高かったので、肝臓について調べてみました。
何回かに分けてアップしようと思います。

注意
素人のわたしが自分なりに解釈し覚書程度に
まとめたものですので読まれる方は参考程度にとどめてください。
また、ほとんどヒト用の資料を参考にいますのでご了承ください。
内容に間違いがあれば教えていただければ助かります。


肝臓について(1) 【肝臓のはたらき】

 肝臓は、再生能力可能な臓器です。
 肝臓の一部が外科手術などで失われても
 数ヶ月で元の大きさまで再生することができます。
 しかし炎症などが何度も繰り返して怒ると
 肝細胞は失われ線維が増え肝硬変と言う状態になります。
 こうなるともう元には戻れません。
 そのため、多少の数値の上昇であれば神経質にならなくても
 良いかも知れませんが、ケアはしっかりして行くべきかなと思いました。


  
(1)代謝・貯蔵 ~栄養素の取り込み、合成、貯蔵

   血液中の栄養分を分解・合成して体に合ったかたちにします。
   余分な栄養分を蓄え、必要に応じてエネルギー源として送り出します。
   ビタミンの貯蔵も行っています。


   たとえば・・・

   ・小腸で吸収したブドウ糖(グルコース)、アミノ酸、脂質などの栄養素は
    腸管と肝臓を結ぶ門脈(*1)という血管を通って、肝臓に入って行きます。

   ・食事から摂取したタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解され、門脈を通り
    肝臓へ行き、再びタンパク質へと作り替えて筋肉、皮膚、血液などになります。

   ・ブドウ糖(グルコース)などの糖質も必要量以上をとった場合には
    グリコーゲンという形に変えて蓄えておきます。
    そして食事を食べないときなどに、このグリコーゲンを分解して
    グルコースとして補給しています。

   ・脂質は小腸で胆汁酸の助けをかりて脂肪酸とグリセリンに
    分解されたあと吸収され肝臓に入り、コレステロール、中性脂肪、
    リン脂質に合成されます。
    脂質は体のエネルギーが十分のときは皮下脂肪や体脂肪として組織に蓄積され、
    不十分なときには脂肪酸とグリセリンに分解され、エネルギー(*2)となります。

    (*1 門脈は肝臓独特の血管で、消化・吸収された栄養分を運びます。
        肝臓へ入る血液の80%が門脈からです)
    (*2 脂肪をエネルギーに変えるより、ブドウ糖(グルコース)をエネルギーに
        かえる方が早いそうです)


  
(2)解毒 ~薬物、食品添加物など有害物の分解、無毒化

  肝臓は、小腸から吸収された毒物、薬物の分解をします。

  たとえば・・・

  ・タンパク質を分解してできるアンモニアは、
   そのままでは神経症状などを引き起こす大変な毒物です。
   そのためこのアンモニアを門脈から取込み、
   尿素に分解し腎臓の糸球体で濾過され尿として排出します。
   また、薬などでも肝臓で代謝されることではじめて効果を表すものもあるそうです。


  
(3)血液に関与

  血液を凝固させる因子や、赤血球の表面を覆う材料も肝臓で合成されます。
  また破壊された赤血球の残骸であるビリルビンも肝臓で取り込まれ
  胆汁中に排泄されます。
  (便が黄色いのはこの胆汁の色です。うまく胆汁を排泄できなくなると
  黄疸になり白い便が出るそうです。)


  
(4)消化液の分泌 ~胆汁

  肝臓で合成されたコレステロールをもとに消化液を作り、胆汁として腸内に分泌します。
  胆汁は脂質の消化・吸収に働き(脂溶性ビタミン(A、D、E、K等)の吸収にも働く)ます。
  また肝臓の解毒作用で生じた不用物は胆汁や尿に排泄されます。
  (一部は胆汁酸として再び吸収されて門脈を通って肝に戻ります)
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by Ganbaruneko | 2007-09-07 20:20 | 【からだ】 | Comments(4)